MENU
ホーム » 書評 » ミステリー » サラマンダー ~無限の書~ トマス・ウォートン 宇佐川晶子訳
この記事の目次

サラマンダー ~無限の書~ トマス・ウォートン 宇佐川晶子訳

  • URLをコピーしました!

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

サラマンダーとは、山椒魚のことであるが、調べると「西洋の伝説上の動物。火中に住むヘビ・トカゲの類で、火の精とされる。」らしい。内容とはあまり関係ないように思えるが、ご見識のある方がおられれば、お聞かせ願いたい。

18世紀のスロヴァキアの城が、機械仕掛けで、常に床や壁が動いているという設定は面白い。そんな城があったら迷宮だ。

構成としては、イントロとエピローグの状況設定の間に挟まれて、この奇妙な話が語られる形式となっている。

内容はやや難解で、100ページ目あたりでめげそうになったが、「無限の書」とはどんなものか知りたくて、がんばって読了したが、無限の書というもについてはよくわからなかった。ひょっとして、この本自身のことを言っているのか!

ガクっ…(やられた。。。)。

そして、物語っていた女の人こそ、この奇妙なお話の主人公であったというオチが付いていた。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次