親鸞の不在証明のアイデアの下に、別の面妖なる話を記述されており、二つの話の謎を解いて見せたかのような構成となっており、それが面白かった。
また、浄土真宗に関連する内容は勉強になりました。
新たに得た知識をメモしておく。
・浄土真宗は、北陸の地の一向宗である。
・法然上人は、浄土宗を立ち上げた。(法然上人は、親鸞の師)
・親鸞は、浄土宗を発展させて浄土真宗を立ち上げた。
・200年後、蓮如によって北陸に広められた。
・ライバルは、比叡山延暦寺
・”一向専念無量寿仏”は、釈尊のお言葉。無量寿仏とは阿弥陀仏のこと。
「一向専念 無量寿仏」とは、阿弥陀仏に一向専念せよ、必ず絶対の幸福に救われると教えられたお言葉。
・南無=”帰依します”(拝みます)
・浄土宗・浄土真宗=”南無阿弥陀仏”と唱える。
・日蓮宗=”南無妙法蓮華経”と唱える。法華経は経典のこと。
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