書評– category –
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スナック 墓場 なんだか、この街に住んでいるような気になってしまう バイトのハラちゃん 細身の美園ママ 色気のない克子の三人の身の上話も聞いてみようか
昨夜、スナックで大金を払ったわたしが、この本を発見した時、自分と同じような境遇の寂しい男の話でも読んで気持ちをリセットしようというつもりで読むことにしたのであるが、ちょっとちがうようだ。一気に読んでしまった。ほのぼの感が残った。 リンク ... -
戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉 激動する世界情勢で岐路に立つ日本はどう進むべきか、戦争に従軍し敗戦を迎えた経験を持つ中曽根康弘氏の日本への提言から感じ取りたい。
リンク 拙評 【第一章 リーダー論】 時代を超え、いつの時代にも政治家に求められるもの ・目測力:事態の推移を予測し、目標達成方法を把握する能力 ・説得力:内外に対するコミュニケーション能力 ・結合力:人材と情報、資金を集めて結合する... -
あなたの人生逆転させます 新米療法士・美夢のメンタルクリニック日誌
著者 小笠原慧 リンク この本の内容と感想を紹介します。 【CASE 1.ビューティフル・ドリーマー】 修士課程までいって心理学を学んだ森野美夢(もりのみゆ)は、就活に苦戦していた。 そんなとき、ある求人広告が目に入った。”新規開院につき、意欲... -
街の灯 北村薫 大正から昭和初期にかけての華族、士族の方々の衣食住が描かれ、お嬢様たちが好奇心に満ちていたあのころがなぜか愛おしい
大正から昭和初期にかけての華族、士族の方々の衣食住が描かれ、お嬢様たちが好奇心に満ちていたあのころがなぜか愛おしい -
大河への道 立川志の輔 超人気演目である新作落語「大河への道-伊能忠敬物語-」の小説版 感動するかも
伊能忠敬の故郷、千葉県香取市の市役所に勤める池本は、観光振興策として「大河ドラマ推進プロジェクト」を任せられ、NHKに提出するあらすじを脚本家に依頼するが、伊能図が将軍に上呈されたときはすでに忠敬が亡くなっていたことを知る。奇想天外にして感動の歴史物語。2022年公開映画「大河への道」の原作を簡単にまとめました。 -
田丸雅智 マタタビ町は猫びより 猫が主役というか、猫と人間の共存のファンタジックな猫目線の物語である
猫が主役というか、猫と人間の共存のファンタジックな猫目線の短編集。それぞれの寸評を書きました。 -
平家の全盛から源平の争乱へとなだれ込んでゆく時代に、推理力を武器に生き抜いた頼盛の生涯を描く、歴史ミステリー連作集
平家物語推理抄 平家の全盛から源平の争乱へとなだれ込んでゆく時代に、推理力を武器に生き抜いた頼盛の生涯を描く、歴史ミステリー連作集のあらすじがサッと読めます。 -
プーチンの国家戦略 小泉 悠 岐路に立つ「強国」ロシアとウクライナ
2014年2月にウクライナ領クリミア半島を電撃的に占拠して世界を驚かせた。合わせて原油価格の下落でロシア経済が危機的な状況になる中で、強硬な外向きの姿勢を取り続けるのはなぜか。「ロシアの行動原理」がこの記事で分かります。 -
隠蔽捜査 今野敏 ここから、東大卒・変人・竜崎警視長の活躍が始まる!
隠蔽捜査シリーズ ここから、東大卒・変人・竜崎警視長の活躍が始まる! -
銀幕のメッセージ 女子大生の桜川東子が、バーで客の会話から難解事件をみごとにひも解いてゆく。厄年トリオの会話も面白い。
女子大生の桜川東子が、バーで客の会話から難解事件をみごとにひも解いてゆく。厄年トリオの会話も面白い。