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甥っ子に「すごいよ!シャーロック・ホームズ伯父さん!信じられない!」と言われてみたくなるエピソードがいっぱい。

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『シャーロック伯父さん』 ヒュー・ペンティコースト あらすじ 感想

はじめに

ずうーっと、日本の小説ばかり読んでいた気がして、図書館の海外図書のコーナーへ行く。
だが、分厚いのは読めないので、薄くて文字が大きいもの、しかも綺麗(新しめ)な本を探す。
そして、この本にたどり着いた。
タイトルも名探偵が出てきそうだ。
読書通帳に印刷シールを貼るのも面倒になってきたので、読書メーターに登録しておくことにしようかな。
感想は書かない。。。
では、名探偵シャーロック伯父さんの活躍を読んでみましょう!

あらすじ、感想

目次

ハンティング日和

レイクビューの町の嫌われ者のフレッド・シモンズが銃で殺される事件が起こった。
嫌われ者だから、動機がある者は何人も居る。

そのうちの三人が事件現場で鉢合わせた!
そこにはジョージ・クラウダーが愛する甥っ子のジョーイもいたのだ。
このままでは、ジョーイが容疑者になってしまう。
どうするアンクル・ジョージ!
その真相は、憎しみと家族愛であった。

この話の前半がジョークとして語られていることで、ちょっとすっきりしない。アメリカン・ジョークが分からない。。。

登場した人物
ジョージ・クラウダー 元州検事 セッター犬のティミーと森で暮らす
エスター・トリンブル ジョージ・クラウダーの妹
ヘクター・トリンブル エスター・トリンブルの夫 薬剤師 犬嫌い ジョージ・クラウダーが嫌い
ジョーイ・トリンブル 息子 12歳 アンクル・ジョージと仲がいい(容疑者1)
フレッド・シモンズ 金持ち 町の嫌われ者 ボブの彼女を金で奪った
イーガン保安官
ボブ・ランドグローブ シモンズに婚約者を金で奪われた(容疑者2)
アモス・ランドグローブ ボブの父親 通称アモス老人
ピート・フンボルト シモンズに多額の借金をし、自殺した男の息子(容疑者3)

ミス・ミリントンの黒いあざ

ミス・グレース・ミリントン 未婚 研究課題に打ち込む
研究課題1 パトリック・アロイシウス・モロイ 郡の検察官 結婚生活は厳しいと予想
研究課題2 グラボウスキー家の若者 貧乏一家の長男 デイブ・シャンパーニュ老人の部品を盗んだ
研究課題3 ジョーイ・トリンブル レイクビュー中央中学校1年生 妻の兄のアンクル・ジョージとばかり遊んでいる

ミス・ミリントンは、研究課題2の調査を開始した。
デイブ・シャンパーニュ老人が暮らす小屋に行くと、すすまみれの男に殴られた、老人も殴られて倒れていた。
ミス・ミリントンがすすまみれの男と戦おうとしていると、ジョーイ&ジョージが現れ、男は逃走した。

ミス・ミリントンは老人を救うため救急車を呼び、(保安官ではなく)検察官を呼び、ジョーイ&ジョージは男を追った。
検察官とギリガン巡査は駆け付ける途中で、血まみれのグラボウスキー少年とすれ違い、彼を連行した。

ところが、すすまみれ男を追跡したアンクル・ジョージが連れてきたのは、レイクビュー国民銀行頭取のホレイス・トゥウニングだった。
愛犬ティミーの嗅覚が犯人を捕らえたのだ。

さあて、アンクル・ジョージは、どうやって検察官に、レイクビュー国民銀行頭取が犯人だと証明するのでしょうか。(グラボウスキー家の若者の無実の証明も)

あれ?研究課題って何だったの?1と2はうまくいって、3はどうしたらいいか分からないらしい。

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シャーロック伯父さん

今度は、「レゲット夫人殺し」にジョーイが関係してしまったらしい。
そのせいで、父ヘクターと息子ジョーイは大陪審に呼ばれたため、ヘクターは機嫌が悪い。

おもな登場人物
リディア・レゲット ウィリアムの大叔母
ウィリアム・レゲット 容疑者 犬(シェプという)も殺したかも
ビル・レゲット ジョアンの夫
ジョアン・レゲット ビルの妻
デイブ・テイラー老人 用務員 レゲット夫人宅の敷地と暖炉の管理人
レッド・イーガン 陪審員長
ギリガン 州警察官 レゲット夫人の隣人
パトリック・アロイシウス・モロイ 郡の検察官
ジョージ・クラウダー 元州検事 セッター犬のティミーと森で暮らす

起訴に向けての、モロイ検察官の弁論が始まった。
概ね的を得ているように思える。
そして、彼が犯人だと睨んだのは、甥のウィリアム・レゲットである。
彼は定職にもつかず金に困っていることは周知の事実だったからである。

陪審員が、ウィリアム・レゲットが金もないので弁護士が付いていないことを指摘すると、ジョージ・クラウダーが手を挙げた。自分が無償で弁護するという。
それを見たジョーイ少年の父であるヘクターは頭を抱えた。

だが、ジョージ・クラウダーは犯人像をすらすらと並べたて、ウィリアム・レゲットがそのどれにもあてはまらないので、犯人ではないと述べた。

さて、その犯人像を聞けば、町人ならもう誰のことを言っているのか分かってしまったのだが、ジョージ・クラウダーはどうやってそれを証明するのか。。。

最後のセリフがかっこいい!

甥っ子のジョージに言う。「ワトソン君。このささやかな事件も、解決してみれば初歩的な問題だったというわけだ」「すごいよ!シャーロック伯父さん!信じられない!」

どうですか、答え合わせがしたくなるでしょ。。。

どこからともなく

町が洪水の被害に遭い、大変な感じになったが、悲観主義の薬剤師ヘクター・トリンブルの薬局には食料などの備えはあったし、妻のエスター・トリンブルは看護師の資格を生かし、息子のジョーイは連絡係として活躍した。

おもな登場人物
ジャネット・グレイヴス 八年生の担任 ヘクターの薬局手伝い
レイ・スタック 指名手配犯その1
ペリー・マックヴェイ 指名手配犯その2
ラス・トゥーミー イーガン保安官の部下でジョーイのともだち

指名手配犯の二人の男が乗った車が、流されそうな橋に近づいていた。
ジョーイの親友のラス・トゥーミーは、危険を知らせるために懐中電灯を振っていたが、二人は警察の検問だと判断して、ラス・トゥーミーをはねたうえに、強引に橋を渡り始めた。
ラス・トゥーミーは川へ転落し、橋は瓦解して川に呑み込まれた。二人は紙一重で橋を渡り切った。

危機を脱出した二人は、トリンブル一家、アンクル・ジョージ、保安官らがいるバリケードで止まった。そして、ラス・トゥーミーが「危険だから渡らないで」と言ってくれたが、急いでいるから無理に橋を渡ると、直後に橋が瓦解し、ラス・トゥーミーも一緒に川へ落ちたと説明した。

だが、ジョーイはこの説明に噛みついた!

ぼくの親友のラス・トゥーミーは、「危険だから」と言うはずがないことを知っていたのだ。

なぜなら、ラス・トゥーミーは、・・・。

観念した二人は、ジョーイを人質にとり、森に詳しいアンクル・ジョージを伴ってバリケードから峠を越えて逃走しようと試みる!

だが、残された仲間の機転と団結はすばらしかった。
ある方法で、作戦の連絡を取り合った仲間は、見事に悪人らを取り押さえたのである。
その方法は。。。

だが、弱者だったラス・トゥーミーが殺されたことに変わりはない。
最後に正義が勝ったとしても。。。

カーブの殺人

レフティー・デイヴィス 野球 スポーツマンズ・ロッジ経営 サウスポー

昔愛した女性のフェイ・ラヴェリックが、夫を伴って、レフティー・デイヴィスが経営するロッジに泊りに来た。
ほかの宿泊客は二名。スポーツマンのエマーソンとブレイクリーだ。

真夜中に、その夫がバルコニーに出たところを射殺された。
そして、フェイ・ラヴェリックをまだ愛していたレフティー・デイヴィスは、銃の腕もいいということもあって容疑者となってしまった。

だが、野球のヒーローであるレフティー・デイヴィスを好きな保安官も逮捕に気が進まない。
(平和な町だなあ)

エマーソンとブレイクリーは、じきに町を離れると言う。
(それは怪しい。すくなくともこの二人のどちらか、あるいは両方が犯人だと察しがつく。)

ジョーイは、アンクル・ジョージをレフティー・デイヴィスの弁護士として雇ったらしい。
(いいね)

しかし、ほかの人たちが右利きなので打つ手がなかった。
(でも、両利きもいますよ。)

そう、両利きも容疑者になり得る。
だが、それを見極める方法が・・・あった!

でも、それは一か八かの方法だった。

人の内側

レイクビューの町で、ある澄んだ月夜に、ジョーイレイ・ハモンドに大けがをさせられた。
ジョーイは、たまたま通りかかったサムに助けられ、ヘクターの店に運び込まれた。

緊急でメリット医師を呼ぶ。

レイ・ハモンドは妻のサンドラとともに、およそ三年ちょっと前にこの町にやってきた。
裕福そうであったが、サンドラは魅力的で誰とでも仲良くなったのである。

だが、ある出来事が町を揺るがした。
レイ・ハモンドが妻のサンドラと車で出かけたのだが、スリップしてガードレールを突き破り、車ごと湖底に沈んだ。
レイ・ハモンドだけが助かった。それ以来、彼は酒乱となり狂暴になってしまったのだ。

ついに、レイ・ハモンドは、彼を嘲る子供の脳天を勝ち割ってしまった。
子供は死には至らず、レイ・ハモンドは14ヶ月後に条件付きで仮釈放となった。

そして、今度の事件が起きてしまったのである。
男たちは、ジョーイの次の犠牲者が出るのを防ぐために、ほとんどレイ・ハモンドを殺す勢いで、彼を追う。

だが、アンクル・ジョージの妹、つまりジョーイの母がジョージに言う。
待って、あのとき兄さんも全てを把握していなくてミスをしたのよ、と。
そう、アンクル・ジョージはかつて無実の男を死刑台に送り込む過ちを犯していた。

だから、アンクル・ジョージは、煮えたぎる怒りと冷静に向き合った。

その推理は、推理というより愛に満ちた想像力でしか成し得ない。(涙)
先入観との戦い、弱者への理解力・想像力が必要だ。

ヘクターは本気

アンクル・ジョージの義理の弟ヘクターが不倫の罪で法廷に立っていた。
ジョージは、無表情の妹(ヘクターの妻)と不安そうな甥っ子のジョーイを見る。
消して間違いを犯さないと思っていた義理の弟のヘクターが顔面蒼白。

不倫相手のミス・ルシール・ラトゥールは、化粧品の販売員。
彼女はヘクターの店で化粧品の実演販売して大人気となり、ヘクターも彼女から大量の化粧品を買うことにした。
サンプルを確認するために彼女が借りているホテルの部屋に行ってしまったのがまずかった。
ベルボーイはふたりが抱擁するのとヘクターの襟に残る口紅あとも目撃していた。

ミス・ルシール・ラトゥールは、ヘクターがワインを頼んで酔ったあげく抱擁してきたと証言した。
そして、ヘクターは、自分の店の隣の土地を安値で売る契約書にもサインしてしまったらしい。
これを覆す証拠はない。
ヘクターの大ピンチを、アンクル・ジョージは面白がっていた。
(仮にも妹の旦那だぞ!?)

昼の休廷中に、ジョージがミセス・トゥーミーの食堂で休んでいると、甥っ子のジョーイがやってきて、自分の母が伯父さんの助けを求めていると言った。

アンクル・ジョージのことを嫌っているヘクターの弁護を依頼されたのだ。
それだけでも、読者の私もわくわくしてきた。

ついに、アンクル・ジョージが弁護に立った。
そして語り始める。有名な推理小説に書かれている「偽造文書のトリック」について。。。

そう、でもそれは読者の私も考えついた幼稚なトリックだった。

レイクビューの怪物

ロバート・ミルトン 百万長者
エレノア・ミルトン 妻 チャーリーを産んで車椅子生活
チャーリー・ミルトン 息子 22歳でも知能は3歳
ハーグ・ローブ チャーリーの看護師

アンクル・ジョージと甥っ子のジョーイ、そして犬のティミーは、この知能3歳のチャーリー・ミルトンとともだちになった、はずだった。

22歳で身長183㎝あり、体重も100kgあるチャーリーとジョーイがプロレスごっこをしていた。
物凄い悲鳴!
知能3歳で加減のわからない大男のチャーリーは、パニックになってさらにジョーイを抱きしめたのである。
なんとか、命拾いしたジョーイ。謝りに来たチャーリーの父にも大丈夫ですと対応したのだ。

フェアの夜、大半の住民は町から離れていた。
そして、ついに隠し通せない悲劇が爆発した。

チャーリーは看護師のローブさんを掴みあげて温室にたたきつけ、行方をくらました。
怪物が町に放たれたのである!

次の犠牲者は誰か!?

町には警報が流れ、保安官とアンクル・ジョージ、ジョーイらは、フェアから呼び戻された。

チャーリーの足跡を追っていた保安官とアンクル・ジョージ、ジョーイは、アンクル・ジョージの小屋の近くで血痕を発見するが、愛犬ティミーの姿が無かった。

連れ去られた愛犬ティミーを救うため、住民を守るため、銃を手にしたアンクル・ジョージはさらに足跡を追跡した。

チャーリーに追い詰められた人間らを発見したが、その状況は想像した者とは全く違っていた。

まあまあのハッピーエンドである。(泣)

我々が殺す番

ビル・ウィリアムズ 鳥の繁殖場を経営

ある秋の日、ジョーイは鳥を探しに森へ入った。
そして、ヘーガンズ池の近くに来たとき、大型動物が罠に掛かって暴れるような音を聞いた。

音のする方へ行くと、三人の男が一人の男を痛めつけていた。

「命だけは助けてくれ」と上半身裸の男がいうと、
「今度は我々が殺す番だ」と警棒を持った男が言った。

ついに上半身裸の男が力尽きたとき、ジョーイに力が戻った。
そして、起ちあがったとき、小石が崩れて男らに見つかった!
「まて!」

森を知り尽くしたジョーイは、うまく小道に逸れて岩陰に何時間も隠れた。

出かけていたアンクル・ジョージが帰宅途中に妹一家の家に寄った。
驚いたことに、20時の今もジョーイが帰宅していないという。
妹が、息子は森へ出かけたが、迷うはずはないと言った。

長い時間が過ぎた。賢明なことにジョーイは待った。そしてティミーがその臭いを嗅ぎつけたのである。もちろんアンクル・ジョージもいっしょだ。
恐怖で何も話せない甥っ子を優しく自分の小屋へ連れ帰った。

そして、アンクル・ジョージはこう考えた。犯人は顔を見られたと考え、警察に通報される前に必ずジョーイを探し出して殺そうとする、と。
すぐには、いい考えは浮かばなかった。「きっと方法があるはずだ」

といかく、犯人が町に潜んで、ジョーイの情報を集めようとする。
だから、別の誰かが、偶然に森で死体を発見したように見せかけることにした。

イーガン保安官がその役を演じた。

しばらくすると、チャールズ・ヒューゴという雑誌記者がうろつき出した。
イーガン保安官やアンクル・ジョージにも声を掛けてきた。

ある朝、新聞店の雑誌コーナーで『トゥディ』誌をめくる。
チャールズ・ヒューゴが書いた記事のところで手が止まった。著者の写真まで掲載されていた。

アンクル・ジョージは、その編集長を知っていた。
電話を掛けて、チャールズ・ヒューゴについて素性を確認した。彼には二人の兄弟がいるという。
ビンゴ!か。

いや、アンクル・ジョージはまだ冷静だった。
証拠が足りない。

アンクル・ジョージの妹を新聞店に行かせて『トゥディ』誌を購入させ、ジョーイにチャールズ・ヒューの顔を覚えさせた。「その顔を見たら隠れろ!」

アンクル・ジョージは、あるハッタリ作戦を実行する。
犯人の三人に、犯行を目撃したから犯行現場に来るようにと手紙を出したのである。
子供の情報収集力ではこんな事ができるとは思えないが。。。

やつらも馬鹿ではなかった。罠だと分かっていた。
だが、なぜか現場に向おうとしている。
何か取引をするのだろうか。切り札は何か?

なんと甥っ子のジョーイと母が拉致された。

アンクル・ジョージに、ヒューゴが宿を出たという連絡が入った。
すぐにヒューゴは見つかった。向こうもアンクル・ジョージを見つけ、ふたりでコーヒーを飲んだ。
(敵同士なのによくやるよ)
ヒューゴはマリファナのせいで手が震えていた。
アンクル・ジョージはヒューゴから国際犯罪の犯人の情報を聞かされた。

◆◆◆

なぜか、そのカフェ?で、ヒューゴが犯行を自供している。
(この展開は何だ?)

自供というか、ある行為が条件によって「正当防衛」にもなるし、ただの「殺人」になるという話をしていた。

ヒューゴらは、殺した男にとてもひどいことをされていた。
その復讐を実行している。

当時、「正当防衛」で戦える力は無かったので、今「反撃」した。
だがこれはもう「防衛」ではなく、ただの「殺人」だ。

ヒューゴらは、町の人たちに危害を加えるつもりなどない。
だが、交渉のため、ジョーイを拉致した。

彼らは賢く、目撃者のジョーイとアンクル・ジョージの関係を掴んでいて接近してきたのだ。

すると。拉致されたはず甥っ子のジョーイが帰って来た。
拉致犯のヒューゴの妻は泣いていた。自分たちが味わった悲しい事件を再現するような拉致には耐えられなかったのだ。

怒りのアンクル・ジョージは、最後には落ち着いて彼らの「殺人」を「正当防衛」に近づけるため、弁護を引き受けるのだった。

ヒュー・ペンティコーストさんのプロフィール

本名ジャドスン・ペンティコースト・フィリップス。別名義にジャドスン・フィリップス、フィリップ・オーウェン。1903年、アメリカ、マサチューセッツ州ノースフィールド生まれ。コロンビア大学在学中にジャドスン・フィリップス名義で探偵小説の第一作「二十三号室の謎」を発表。39年に初 の長編作品”Cancelled in Red”でレッド・バッジ・ミステリ賞、82年に「過去、現在、そして殺人」で第4回ネロ・ウルフ賞を受賞した。73年、長年の功績を称えられアメリカ探偵作家クラブ賞巨匠賞が授与される。1989年死去。(WEB上の紹介文より)


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