デフレの正体 藻谷浩介

日本におけるデフレの正体は、人口の波であるという着眼点は、面白いと思った。

東京の人口増加は、結果として高齢者が増加していることから、日本各地のニュータウンの衰退に見て取れるように、東京もこのままではいずれ活力を失っていくと考えていいのだろうか。(2011.2.6)

気になった記述を抜き出してみました。

・GDPという総合景況判定指数だけが一人歩きして、重要な個別指数の方が無視されている(P17)

・駅前の地権者が豊かで、別段何もする必要を感じなかったため、地方都市の駅前の開発は100年間行われてこなかった。

・国際競争力が落ちていると言うが、ここ数年の輸出は伸びている。

・中国が栄えるほど日本は儲かる。(日本のブランド、安全が売れている)

・フランス、イタリア、スイスに対しては貿易赤字(工芸品、家具等の軽工業で)

・日本が不況なのは、内需の不振

・「事実は何か」ということよりも「皆がどう思っているか」。その結果、売りと買いのどちらに動くかが重要になる。(P59)

・経済報道は、短期的な売り抜けを指向する連中。そのため対前年度比といった短期的な傾向ばかり報じる。自分で絶対数を把握して長期トレンドを把握すべき。

・有効求人倍率ではなく、就業者数の増減を見よ(P86)

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この記事を書いた人

ソフトウェア会社サラリーマン。書店や図書館で見つけた本の読書録を残したいと考えブログに書いています。ミステリー、時代小説、資格維持のための教養本などジャンルを問わずに読んでいます。読書録に加えてちょっとしたアイデアなども書けたらと思います。

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