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この記事の目次

大人のための恐竜教室 真鍋真、山田五郎 恐竜学者と恐竜好きの評論家が語りつくした楽しい恐竜入門


真部真さんのプロフィール(本書の紹介文より)

1959年東京都生まれ。国立科学博物館標本資料センター・分子生物多様性研究資料センターセンター長。PhD
著書:『深読み!絵本せいめいのれきし』など。

山田五郎さんのプロフィール(本書の紹介文より)

1958年東京都生まれ。編集者・評論家。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。「Hot-Dog PRESS」編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに
著書:『ヘンタイ美術館』『知識ゼロからの西洋絵画 困った巨匠対決』など多数。

作品の背景

まだまだ分からないことも、たくさんあります。だから、恐竜はおもしろい。

概略と感想

プロローグ 昔と今の恐竜常識

驚くことに、昔と今では恐竜の姿勢も違ってきているらしい。博物館の復元も間違っていたらしい。スピノサウルスは、実は四足歩行だった。
怪獣ブームのおかげで、怪獣と恐竜の区別ができなくなった山田さん。

恐竜の分類

恐竜
├竜盤類
│ ├獣脚類(二足歩行、肉食、鳥類
│ │に進化)ティラノサウルス
│ └竜脚類系(四足歩行、草食、首
│   と尻尾が長い)アパトサウルス
└鳥盤類
├装盾類(四足、草食)
│    剣竜類:ステゴサウルス
│    鎧竜類:アンキロサウルス
├鳥脚類(二足歩行、草食)
│    イグアノドン
│    白亜紀後期に四足歩行有
└周飾頭類(草食)
角竜類:トリケラトプス、四足
堅頭竜類:パキケファロサウ
ルス、二足歩行

講義1時限目 恐竜発見!

恐竜とは、イギリスで見つかった「恐ろしい(ダイノ)トカゲ(サウルス)」というのが最初である。だから、恐竜。つまり竜とはトカゲのことだった。
このあとに、ダーウィンの「進化論」が発表される。
「進化」という概念は、それまでなかったそうだ。それはすごい。その副題の話にも納得する。そして、進化論を後押しした発見が、有名な「始祖鳥」です。
そして、産業革命により、土地が掘られ、化石が多く見つかるようになったので、化石研究が進んだ。
化石がなかなか見つからないのは、よほど条件が揃わないと屍骸が化石にはなってくれないからです。微生物(バクテリア)が食べつくすからです。酸性の土壌であれば、骨も溶けてしまうのです。

講義2時限目 恐竜が生きた時代

三畳紀、魚から両生類になって、爬虫類に進化し、そこから恐竜になっていきました。恐竜から鳥類へ。爬虫類から哺乳類へも。
恐竜時代の終焉の原因は、隕石の衝突か?絶滅したわけじゃない。鳥になったやつらが生き残った。
鳥はほんとうに恐竜なのか? 恐竜です。

講義3時限目 そもそも恐竜って、どんな生き物?

竜盤類と鳥盤類、でも鳥に進化したのは竜盤類。ややこしいと思うのは大人だけらしい。
恐竜が巨大化したわけは、草食だから。消化のために長い腸が必要で、体も巨大化した。歯も一生生え変わり続ける。いいなあ。歯医者不要です!

講義4時限目 素朴な疑問

羽毛のルーツはウロコとか、どの説が正しいのかを研究するために、ニワトリの卵の中で、雛に羽毛が生えてくる様子を観察したなどの面白い話が紹介されます。
ティラノサウルスのどこが羽毛で、どこがウロコかという話の中で、「今の鳥も体は羽毛ですが、あしはウロコです」と言われて、「なろほど」と感心してしまいました。こんなに身近なところに証拠があるのですね。
海に進出した爬虫類:今でいうと何だろう、空飛ぶ爬虫類:翼竜、空飛ぶ哺乳類:コウモリ。ルーツを考えると、こんなに面白い。

講義5時限目

鳥と恐竜の境目の基準は、新しい恐竜が発見されると変化するらしい。素人には着いて行けない。
恐竜の研究は、新種を見つけることだけではなくて、恐竜の生活や生態にまで及んでおり、そういう分野も脚光を浴びつつあるらしい。
恐竜の卵から分かることは、尾っぽがあると、産める卵の直径に限界が出来て、長めの卵になったとかが考えられるようです。
最新の分類説の話は、まだ恐竜の研究分野は成熟していないんだなということが分かります。まだまだ楽しめるとも言えます。

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この記事を書いた人

ソフトウェア会社サラリーマン。書店や図書館で見つけた本の読書録を残したいと考えブログに書いています。ミステリー、時代小説、資格維持のための教養本などジャンルを問わずに読んでいます。読書録に加えてちょっとしたアイデアなども書けたらと思います。

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