遮光 中村文則 第129回芥川賞ノミネート

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彼女の指が腐らない様に、光を遮る必要があった。

あとがきに書かれていることが、この物語の本質だろう。

どうしようもない事柄というものがある。いくら平和な国で生活しているとはいっても、乗り越えがたい苦しみは、確かに存在する。

この平和そうな日本でも、はた目からは理解し難い事件が起こる。

適度に発散しなければ、ふとしたときに自分だって分からない、と感じた。

恐ろしいことだが、冷静になることが大切である。

(2015/07/19)

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